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エンディングノートの書き方。終活JPのエンディングノートは見やすく書きやすく残しやすい

エンディングノート

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はじめに

終活の一環としてエンディングノートを書こうと考えている方は増えているようです。しかし、エンディングノートにも色々な種類がありどれを選ぶのが良いか迷われたり、どのようなことを書けばよいのかよくわからないと思っている方も多いのではないでしょうか。

実際、エンディングノートを書き始めたけれども途中でやめてしまったという人は非常に多いようです。実はエンディングノートを書いていくにはちょっとしたコツがあり、そのことを知らずにはじめると途中で挫折してしまうことになるのです。

ここでは、これからエンディングノートを書いてみようと考えている人が途中で挫折することがないようするためのコツをお教えします。また、エンディングノートの各項目に書くことのポイントについてもわかりやすく解説しています。是非、エンディングノートを書くときの参考にしていただき、終活ライフを楽しんでいきましょう。

終活とは

終活という言葉は2009年以に週刊アサヒが使用したのが始まりと言われており、「人生の終わりに向けての準備や活動」と意味合いとされていました。終活を行うにあたり、人生の整理やふり返りをする、つまり「人生の棚卸」を行うことで自分の人生としっかりと向き合うことができます。その上で、人生の終わりに向けて今何をする必要があるのかを考えていくのです。

したがって、終活は人それぞれで必要なことが違っています。また、終活として行うことは人生の終わりに向けた身辺の整理や準備という後ろ向きな活動だけではありません。人生の中でやり残していることはないかを探したり、これからの人生の送り方を考える前向きな行動も終活といえるのです。「終活とは?」にて詳しく解説してますのでそちらもご参照下さい。

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終活とは?

このページの目次はこちら終活とはエンディングノートお葬式の種類お墓遺言書関連と相続関連生前整理 終活とは 「終活」とは一 ...

終活をはじめるにはエンディングノートの作成から

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
終活をはじめる時に最初に取り組んでおきたいのがエンディングノートの作成になります。エンディングノートは自分の情報や思いを書き記しておくものです。

このエンディングノートを書いておくメリットは二つあり、ひとつ目は自分にもしものことがあった時に、家族や周囲の人が困らないように情報をひとまとめにしておくことができる点です。ふたつ目はエンディングノートを書き進めていくと自分が歩んできた人生を思い出しながら振り返ることができます。

そのため、エンディングノートを通じてこれから先の人生はどう過ごして行きたいかを明確にすることができるのです。終活をはじめた時が人生の最期ではありません。エンディングノートはその先の人生を有意義なものにするきっかけづくりにできるのです。

終活JPのエンディングノートの特徴

エンディングノートを入手するには、市販されているものを購入する、役所などで配布されているものをもらう、WEBのサイトで配布されているものをダウンロードするなどの方法があります。

終活JPのエンディングノートは終活の専門家が終活初心者にも書きやすく、途中で挫折しないというコンセプトで作成したものです。エンディングノートの作成に必要な項目を幅広く網羅し、シニア世代でも書きやすいように細部にわたってさまざまな配慮がされています。

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文字の大きさ

終活JPのエンディングノートは表紙や中身のデザインは性別に関係なく使用できるようラベンダー色を基調に、スタイリッシュなデザインになっています。

自宅のプリンターなどで印刷をすることを前提としており、さまざまなエンディングノートのまとめ方に対応できるように2つのタイプを準備しています。また、文字の大きさや見やすさにこだわり、記入ページのデザインは余計なものを入れずにすっきりとしたデザインにしてあります。小さい文字で読みにくい、書きにくいと感じるストレスを排除した心遣いがあります。

書きやすいところや好きなところから書ける

市販されている冊子対応のエンディングノートでは最初から書き始める方がほとんどです。そのため、書きにくい項目になった時に手が止まってしまいそのままになってしまうというケースがよく見られます。

そのデメリットを解消するため、終活JPのエンディングノートは項目ごとにページを分けて書きやすいところから書き進められるようにしてあります。書きにくい項目はまだ自分にとって終活として考える時期ではないのかもしれません。そのような項目は後回しにする、書かないということができる点が挫折しにくいエンディングノートのポイントです。

必要なところだけ使用できる

ダウンロードしてプリントアウトできる終活JPのエンディングノートは1枚単位で書くことができます。全ての項目を埋めようと思うとその量の多さに気が重くなってしまうこともあるでしょう。しかし、全ての項目が必要ではない、書きたくないという項目については書く必要はありません。

ただし、冊子タイプのエンディングノートでは書いていないページがあると中身が空欄だらけでよう見栄えが悪いという難点があります。その点、終活JPのエンディングノートでは書いていないページは外しておくことができ、全頁しっかりと中身が書かれている、見栄えの良い仕上がりにすることが可能です。最初に書きやすそうなところを取り出して、一枚ずつ書き上げた達成感を感じることがエンディングノートを挫折しないで作成するコツといえます。

自分だけのオリジナルのエンディングノートが作れる

プリントアウトし、自分に必要な部分を記入した終活JPのエンディングノートはお好きな方法で保存をしておくことを前提にして作成されています。終活JPのおすすめの綴じ方は次のような方法があります。

1.ステープラーで綴じる

一番簡単なのは端をステープラーで止めておく方法です。終活JPのエンディングノートは表紙だけでなく、裏表紙もデザインされており簡単に見栄えの良いエンディングノートに仕上がります。また、用紙を色付きにする、紙質を変えるなどで高級感を出すことも可能です。

2.クリアファイルに綴じる

一番簡単なのは端をステープラーで止めておく方法です。クリアファイルに入れていくと折れ曲がったりせずにきれいな状態で保管することができます。また、内容を更新した時にもそのページだけを差し替えることができてとても便利です。このほか、写真やCD、手紙などを一緒に保管しておくこともできるためエンディングノートとしての利用の幅を広げることができるでしょう。

3.ファイルに綴じる

穴をあけたり挟みこむタイプのファイルに挟んで保管することもできます。ファイルの厚みに応じてたくさんのものを挟み込むことができるため、エンディングノートの枚数が多い時や一緒に挟んでおきたいものがある場合などにはファイルを使用すると便利です。

このほかにも、簡単にプリントする用紙の大きさをかえることができるため、ご自身で工夫を凝らして自分だけのオリジナルのエンディングノートを作成することができるようになっています。

書いた内容の書き直しがしやすい

エンディングノートは定期的に見直しをする必要があります。また、自分の情報など変更のない部分もたくさんあります。しかし、冊子になっているタイプのものは全てを書き直すか、修正する部分を上書きする必要があり手間や見栄えという面では良くありません。その点においても終活JPのエンディングノートでは、1枚づつ変更することができるため手間もかからず、最新の状態でエンディングノートを残しておくことが可能です。エンディングノートの見直しをしたときにはその日付を記入しておき、最新のものであることが分かるようにしておくことも重要です。

終活エンディングノートの書き方

エンディングノートに書く内容は自分の好きなように書いても問題ありません。ただし、あまりたくさんの項目を書こうとすると最初はそれだけで疲弊してしまって続けられないということになりかねません。書いておく項目は最初は自分の気になるところから少しづつ増やしていくようにします。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
したがって、もしものときに役に立つ自分のオリジナルのエンディングノートにするために、各項目に書いておく内容について知り、どの項目から書いていくのかを決めていきましょう。ここでは、終活JPのエンディングノートの項目をもとにその内容を解説していきます。終活JPエンディングノートをダウンロードした後、1つ1つの項目を確認しながらエンディングノートを書き進めて下さい。

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「自分についての基本情報」の項目

自分についての情報です。家族が知っていることも多いかもしれませんが、知らないこともあるかもしれません。また、自分に何かあった時に家族以外の人がお世話をしてくれるような場合などに、は自分の情報をしっかりと書き記しておくことでお互い安心することができます。

「日常生活の契約」の項目

身の回りの契約関連

身の回りの契約関連

日常生活の中では様々な契約の元、支払いを行っているようなものが数多くあります。

たとえば、駐車場を借りている、習い事をしている、資格や仕事の関係で月謝や年会費などを支払っているようなものがある場合その内容を書いておきましょう。

銀行口座から自動引き落としがされているときにはそのことも書いておくと、もしものときに家族が利用の休止などの手続きを行うことが容易になる場合もあります。

また、もう必要のないものや利用していないものがないかを確認し、不要なものについては退会の手続きをしておくことも重要です。

スマホ・インターネット関連

スマホやインターネットでいろいろなWEBサイトに会員登録をしている場合にはその内容も記録しておくようにします。特に利用料金を支払う必要のあるサイトはそのままにしておくと知らず知らずのうちに利用料金の引き落としがされ続けてしまうこともあります。

必要のないものについては退会手続きを済ませ、必要があるののについても自分にもしものことがあった時には家族で退会の手続きをしてもらえるようにしておくようにします。そのためには該当するWEBサイトにログインをしなければなりません。しかし、エンディングノートに直接パスワードを記載することはセキュリティーの上でも好ましくありません。したがって、パスワードの再発行ができるように、登録しているメールアドレスやログインのためのIDのみを記載しておいたり、パスワードを別紙に書いておいたり、エンディングノートとは別に保管するなどの工夫をしましょう。エンディングノートにはパスワードをどこに保管しているのかを書いておくようにすると良いでしょう。

「介護についての希望」の項目

平均寿命が伸び、人生100年時代と言われていますが同時に誰かのお世話にならなければいけないかもしれない期間が伸びています。具体的には平成30年の厚生労働白書において平均寿命と健康寿命の差が男性で8.85年、女性で12.35年という結果となっています。

このように、長い期間にわたり介護を受けるかも知れない状況になることが予測されるため、自分の介護に関する希望を明らかにして書いておくようにしましょう。必ずしもその通りにならないこともあるかもしれませんが、家族に自分の希望を伝えられることはとても大切なことです。

どのような介護を受けたいか

介護を受ける場所は大きく分けると自宅や施設があげられます。直接的な介護を家族または介護の専門家に任せたいのか、施設に入りたい場合ではどのような状況になれば施設に入りたいと思っているのかなど細かく想定しておくと家族が判断しなければならないときに参考にすることができます。

ただし、施設といっても様々な種類があるので、雰囲気や入居時の金額などについても希望をまとめておきましょう。また、受ける介護によってかかる費用に差があり、希望する入居金や月々の費用の程度を伝えておくと家族にとっては判断材料になるでしょう。

介護のための費用

施設入居にかかる費用や月々の介護にかかる費用をどこから支払うのかの希望も書いておきましょう。自分の年金や預金を使ってほしい場合には、毎月どのくらいの金額を想定しているかや財産管理をお願いしたい人についてを書いておくようにします。

家族が介護をする時の希望

家族に介護をしてほしいと思っていても実際に介護が必要になってしまうと家族に遠慮してしまい、本心が言えなくなることもあります。そのため、まだ介護が必要ではない段階でしっかりと考えをまとめておくようにしておきましょう。逆に家族に負担をかけたくない場合には、その旨をはっきりと書いておくことで家族が無理をして介護をしなければいけないと考えてしまうことを避けられます。

また、その思いを事前に家族と共有しておくことはトラブルを回避するためにも重要です。家族に介護をしてほしいと思っている時には家族の考えも理解しておき無理強いをしないようにしなければなりません。

意思の疎通が困難になった場合意思決定は誰に任せたいか

この先認知症などで自分で意思決定ができなくなる状況に陥ることも考えられなくはありません。そうなった時に自分に代わって意思決定をしてもらいたい人を決めておきましょう。ただし、ほかの家族にも事前に相談しておき、みんなの同意を得ておくことや、自分の意志の代弁をしてもらえるように常にコミュニケーションをとり思いを伝えておくようにしましょう。

自分で財産管理ができなくなった場合に財産管理を任せたい人

認知症などで管理能力が低下すると自分の財産の管理をすることが難しくなることも考えられます。そのような状況になった時に供えて、財産管理をしてもらう人をきちんと決めておきましょう。また、銀行で預金をおろすには、暗証番号は家族であっても教えてくれませんので注意が必要です。

成年後見人とは

自分の判断力が低下し財産管理が難しくなった時に、その財産を保護するため成年後見人を選任し管理をしてもらうことが可能です。成年後見人は家庭裁判所の監督のもので財産の管理を行うことになり、一般的には親族を選任することが多いです。ただし、自身の財産が多額である、親族間で利害のトラブルや衝突があるような場合には、親族ではなく司法書士や弁護士などの第三者と契約し成年後見人として選任することもあります。

成年後見人の役割は依頼者(被後見人)の身上監護と財産管理です。身上監護とは、介護や医療に関連した契約を被後見人に代わって行ったり、日常の生活に必要な費用を計画的に被後見人の財産から支出します。また、生活に必要な費用をどの程度支出できるかを長期的な視点で見ていかなくてはいけませんので、あわせて財産目録を作成し財産管理を行うことになります。

後見人になってほしい人がいる場合には、任意後見人としての契約を交わしておき、実際に後見人が必要な状況になった時にその契約に基づいて家庭裁判所に申し立てをするようにします。

あなたの好みを書き記しておくと良い理由

将来介護が必要になった時に、介護を行ってくれるひとに、自分の好みや嫌いなものを伝えられることでより自分らしい介護を受けることが可能になります。そのほか、認知症になった場合などでは自分のお気に入りのものに囲まれていることで心が落ち着いたり、昔のことを思い出すことにも繋がります。そのため、自分の好みのものを書き記しておくようにしましょう。

「医療についての希望」の項目

医療に関する情報

医療機関にかかる時に必要な情報や終末期においての希望などを書いておくようにします。保健所やお薬手帳の保管場所や既往歴やアレルギーなど家族が知らない情報をまとめておくことは、適切な医療を受けるためにも安心です。

お薬に関する情報

お薬手帳には薬局や薬品名が書かれているため、きちんと管理できていれば安心です。お薬手帳がなかったり、不足している部分がある場合にはどんな薬を飲んでいるかを書いておきましょう。また、市販の常備薬を服用している時にはその内容を書いておくようにします。

告知・終末期医療

がんや治ることが難しい病気になった時にその病名や予後の告知をしてほしいかどうか、自分の気持ちを書いておきます。それに加え、終末期に行われる延命治療についてもどこまでを希望するのかも考えておきましょう。

しかし、これらは非常にデリケートな問題ですので気持ちに変化があることは当然のことです。途中で考え方が変わった時には書き直しておくことに加え、普段から家族の気持ちを共有しておくことが大切となります。

自分にもしものことがあった時に備えて、以下のようなことについて考えておくようにします。

  • 自分で治療方針が決められない場合のこと
  • 告知をしてほしいか
  • 延命治療は望んでいるか
  • 看取りについて
  • 臓器提供の希望
  • 終末期の医療に対しての自分の考え

「葬儀について」の項目

亡くなってから葬儀が行われるまで

人が亡くなると喪主にあたる家族は、悲しみにくれる暇もなく葬儀の準備などをしていかなくてはなりません。その場合、いろいろなことを短時間で決めなくてはいけなくなると家族の負担は大きく、終わった後になってこれで良かったのだろうか、ああすればよかったのではと後悔することも出てきます。自分の葬儀についてどうしてほしいかを考えて、場合によっては自分であらかじめ準備をしておくなどで、家族にそのような負担をかけないようにしましょう。

安置とは

安置とは臨終の後、お葬式を行うまでの間、ご遺体を保管しておくことです。ほとんどの場合自宅又は葬儀社の安置場所に移送されて葬儀までの時間を過ごします。

葬儀業者を決めるための情報とポイント

亡くなってから葬儀業者を決める場合には短時間で決める必要があるため、しっかりと内容や見積もりを比較する時間が取れないことが多くなりがちです。知っている葬儀社や評判などを聞くこともあまりないため、病院の提携している葬儀社を勧められてよく検討をせずに決めてしまって降下したという話もよくあります。

葬儀社はさまざまな対応の業者があり、サービス内容や費用などもそれぞれです。最近では自分らしい葬儀で送り出してもらいたいと考えるひとも増えてきており、そのために生前から自分で葬儀社と契約し打合せをします。時間に追われて急いで決めてしまって後悔が残らないようにするためにも自分の葬儀をどのようにしてほしいのか、その内容までを考えて、準備をしておくことも現代では珍しいことではありません。

葬儀の規模と種類

葬儀の種類もいろいろなものがあります。葬儀に参列される人の人数やその範囲によって仏式の葬儀は次のように分けられます。

一般葬

昔からの一般的な葬儀の形です。遺族や親族、友人、知人、近隣の人など幅人い人に参列してもらいます。

家族葬

遺族や親族、ごく親しい友人などに参列者を10~30名程度に絞って行われます。近年、増加傾向にある小規模な葬儀の形です。

一日葬

葬儀は通夜と告別式の2日間にわたって行われるのが通常の形ですが、通夜を簡略化するか行わなずに告別式だけを行うものは一日葬と呼ばれます。一日葬では通夜は行わずに仮通夜として家族とお別れの時間を過ごすことになります。

密葬

密葬とは家族葬と同様に近親者のみで行いますが、後に本葬やお別れ会という形で友人や知人などに参列してもらうようにします。

直葬

直葬は通夜や告別式を行わずに火葬だけをする葬儀の形です。

菩提寺とは先祖代々のお墓があり、位牌を納めてあるお寺のことを言います。菩提寺とは檀家として菩提寺の運営を維持している関係となり、葬儀を行うときにも菩提寺の僧侶にお経をあげてもらうようにします。

現代では菩提寺の近くに住んでいないこともあるかもしれませんが、そのような場合でも菩提寺のお墓に納骨をする場合には、亡くなった時に必ず菩提寺に連絡を取る必要があります。その上で葬儀を行う場所や戒名を授けてもらう寺院を紹介してもらうようにしないといけません。

葬儀の費用の相場

葬儀の相場は一般葬で150万円前後と言われています。家族葬などの小規模な葬儀であればもう少し費用は抑えられますが、その費用をどこから出すのかをあらかじめ決めておきましょう。昔は葬儀は故人のために家族が執り行うというものでしたが、今では自分で葬儀の費用を準備しておくことも珍しくありません。また、葬儀で香典をいただくか辞退するかの意向も示しておくと残された家族の心理的な負担を減らすことができます。

喪主とは

喪主とは葬儀のとりまとめをおこなう遺族の代表者になります。そのほか、会葬者や僧侶への対応を行うなど葬儀において重要な役割を果たすことになります。

喪主は故人の遺言によって指定されることもあり、喪主になってほしい人がいる場合は指定しておきましょう。一般的には配偶者や後継者、血縁関係の深い人などから選んで行くことが多いです。

葬儀の流れ

一般的な仏式の葬儀の流れとして、通夜の行われた次の日に告別式が行われます。告別式が終わると火葬場に移送され火葬が行われることになります。

仏教では亡くなった後、極楽浄土での名前として戒名を授かります。戒名は浄土真宗では法名、日蓮宗では法号と呼ばれます。そのため、葬儀を行う時には生前の名前ではなくこの戒名を用いることになり、葬儀の前までに戒名が必要になります。この戒名を付けてもらうためにはお布施が必要になり、寺院や戒名のランクによってその金額に幅があり、2万円から100万円くらいになります。

このように葬儀には多くの費用が必要となるため、助け合いの意味合いで参列者は香典を持参することが一般的です。しかし、最近では香典を辞退するケースも見られており葬儀などの費用の援助を受ける必要がない場合には香典を辞退してほしいということを伝えておきましょう。また、同様に葬儀の際のお供えとしてお花をいただくこともあり、こちらもいただくか辞退するかを決めておくとよいでしょう。

葬儀が終了すると出棺となり火葬されます。棺に中には写真や思い出の品を入れることができますので、一緒に入れてほしいものがあれば分かるようにしておきましょう。ただし、金属や水分の多いものなど棺に入れられないものもありますので注意が必要です。

最近では自分らしい葬儀をしてほしいと、葬儀にこだわりを持つ人も増えてきています。生前に遺影写真を準備したり、葬儀で飾ってほしい花や流してほしい音楽、全体の雰囲気など葬儀の希望や決めていることがある時にはその内容を書いておくようにします。

「お墓について」の項目

墓地や供養の種類

墓地は管理・運営しているところによって大きく分けると、公営墓地、民間墓地、寺院墓地、共同墓地の4種類があり受け入れの宗派や金額などそれぞれに特徴があります。また、近年では樹木葬や海洋散骨などのさまざまな供養の方法も選べるようになり、お墓や供養の形も多様化しています。

お墓を選ぶときに注意すること

最近では終活として、生前に自分でお墓を購入したり、墓地と契約を済ませておく人も増えています。お墓には従来の墓石のものに加え、寺院で永代にわたって供養をしてもらえる永代供養墓、遺骨を安置しておく納骨堂、墓石を建てない樹木葬などその形態はさまざまです。それぞれの特徴やメリット、デメリットを知り自分にあったお墓を選ぶようにしましょう。

連絡先

葬儀や供養の祭事の時に連絡をしてほしい人の連絡先をまとめておくようにしましょう。

家族の連絡先

親戚の連絡先は配偶者や子どもではわからないこともあるため、知っているだろうと思わずまとめて書いておくようにしましょう。

友人・知人の連絡先

友人や知人の連絡先が多くページが足りなければコピーして使用するようにします。また連絡先をほかの住所録などにまとめてある場合や住所の書いてある年賀状などを保管しておくようにしてもよいでしょう。

「資産について」の項目

預貯金

保有している銀行口座を全て書いておくようにします。通帳や印鑑の保管場所を知らせるだけでなく、インターネットバンキングを利用している場合にはそのログインに関係する情報も必要になります。特に日常年金などの入金た引き落としなどの支払いに使用している銀行口座については、その内容が分かるようにしておくと自分で入金ができなくなった場合でも安心です。ただし、パスワードを一緒に書きことは控え、別の場所に保管しておいたり封筒に密封して置くなどの工夫をしましょう。

有価証券

株などの有価証券を保有している時にも、証券会社の情報や保有している有価証券の内容を書いておくようにします。インターネットで取引している場合、その情報を家族が知らず放置されていたということが良く見られますので注意が必要です。

その他の金融資産

一般の株券以外の国債や会社の持株会に入っている時にはその情報を書いておきます。

不動産

不動産については保有しているものを全て記載しておきましょう。一戸建ての場合は土地と建物を別熱に記載しておくとよいでしょう。時には何世代にもわたり相続登記がされていないことも見受けられます。このような時には過去にさかのぼり煩雑な手続きが必要になります。エンディングノートを作成している中でこのようなことに気が付いた場合には、専門家に相談するようにして手続きをしておくようにしましょう。

借入金・ローン・キャッシングなど

第三者への借入金があったり、ローンやキャッシングなどの負の財産と呼ばれるものも相続の対象となります。したがって、これらの金額が預貯金などの財産よりも多い時は家族が借入金などを返済しなければらななくなります。

しかし、負の財産の方が多いことがあらかじめわかっている時には相続放棄を選択することができ、家族に迷惑をかけることがなくなります。そのため、あまり知られたくないことかもしれませんが、負の財産についてもっしっかりとその情報が分かるようにしておくことが重要です。

保証債務

誰かの連帯保証人になってる時は、相手の名前や連絡先、その内容を書いておくようにします。

「保険について」の項目

生命保険の請求のポイントと留意点

生命保険は入院や治療が長期化した時には、数回に分けて請求が可能になります。したがって、家族にその請求の手続きをお願いすることもあるかもしれません。

また、死亡保険金の請求は保険証券に記載されている保険金受取人が請求手続きをしないといけません。そのため、保険受取人になっている人がそのことを知っておかなければならないのです。しかし、随分と前に手続きをした保険の場合は保険受取人が既に亡くなっていたり、離婚していたりなど状況が変わっていることもあります。

エンディングノートを書くことで、死亡保険の受取人が自分の意図している人になっているかを確認し、必要に応じて変更をしておくことが大切です。

傷害保険の種類と留意点

高齢になると転倒や事故などでけがをしてしまうことも多くなります。このような場合に傷害保険に加入していれば治療費や通院費、手術の費用などの保障を受けることができます。傷害保険はけがによる治療にしか保証はされませんが、入院を必要としない通院の補償もあるため請求することを忘れないようにしましょう。このほか、障害保険には特約として補償範囲を広げていることもあるため、どのような補償内容になっているかを分かるようにしておくとよいでしょう。

相続について

相続の希望には遺言書の作成が必要

エンディングノートを書く上で一番注意しなければいけないことは、エンディングノートはあくまでも自分の身の回りの情報や昨日を書いておくものであり、法的な効力を持つものではないということです。したがって、トラブルに発展しがちな相続についての希望はエンディングノートに書いておくだけでなく、必ず遺言書を作成するようにしましょう。

遺言書には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」の3つの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり書き方にも決まりがあるため、遺言書の作成をする時には専門家に相談をするようにしましょう。

相続放棄について

財産を相続する権利を放棄することを相続放棄といいます。相続することで相続人に不利益が生じるようなときには相続放棄の手続きをしてもらうようにすることも可能です。

「ペットについて」の項目

自分の死後大事な家族として育ててきたペットの行方は気になります。誰かに世話をしてもらうにしても、ペットの特徴や好きな物、お世話のポイントなどを知らせることができればペットにとっても安心です。しかし、ペットのお世話をするためにはその費用がかかります。誰かにお世話を依頼する時にはその費用をどうするのかも考えておくようにします。

「携帯電話・パソコン」の項目

携帯電話内の情報をどのようにしてほしいか伝えておく

携帯電話やパソコンを保有している場合には、もしものときにはその携帯電話の会社やインターネットのプロバイダーとの契約を解約する必要があります。したがって、家族が解約するときに手続きがスムーズに行くよう、解約時に必要な情報をまとめておくようにします。

インターネットの契約やパソコン内のデータ処理

携帯電話やインターネットの中にはいろいろな情報が入っています。その情報をどのように処理してほしいのか、その希望を書いておきましょう。大切なデーターや残しておきたいものは記憶媒体にコピーをしておくとよいでしょう。

しかし、中には家族に見られたくないものもあるかもしれません。そのような場合には不要なものはなるべく自分で整理をしておくようにしましょう。自分にもしものことがあった時には携帯電話やパソコンのデーターを専門の業者に消去してもらう、一切内容を見ないようにしてほしいと依頼するなどの希望を書いておきましょう。

「大切な人へのメッセージ」の項目

家族へのメッセージ

自分を支えてくれた家族への感謝の気持ちを伝えることはとても大切なことです。しかし、なかなか口では伝えにくいというようなときには感謝のメッセージを残しておくとよいでしょう。印象に残っている思い出やその時の気持ち、感謝の言葉や伝えておきたいことなど家族ごとにまとめて書いておきましょう。

仲間や親友へのメッセージ

家族と同様に友人や知人にも感謝の気持ちを伝えられるようにしましょう。短い言葉であっても
送られた人にとっては嬉しいものです。

「自分史」の項目

エンディングノートは自分にもしものことがあった場合のためのものだけではありません。自分史とは、自分のこれまでのたどってきた歴史をふり返り、表現したものを言います。

これまでの人生をふり返って現状を見つめ直してみることで、まだやり残していることを認識することができます。その上で、これから先の人生でチャレンジしたいことや目標を立てて有意義な人生となるようにしていきましょう。

自分史を書いていくときは書きやすいところから書いていくようにします。また、今は思い出したくないところや書きたくないことなどは無理に書く必要はありません。

これまでの人生の軌跡を振り返る

自分を中心に自分のさまざまな体験の記憶を思い出していきましょう。その時に感じていたのとは別の感情に気が付くことがあります。生まれた時から年代ごとの人生を振り返りながら、生きてきたあかしを残していきましょう。

現在の状況を見つめ直す

現在の自分の状況を書いて今の生活を見つめ直しましょう。その上で頑張っていることや行ってみたい場所、やってみたいことなど前向きになれるようなものは何かを考えていくようにします。

これからの人生でやりたいことを見つける

まだやり残していることやこれからやってみたいことを明確にし、いつ、どのようにしてやり遂げるかの未来の目標や計画を立てていきましょう。

3年後の目標を立てる

やり残していることをひとつづつやって行き、3年後にはどんな自分でいたいと思っているか今の気持ちを書いておきましょう。3年後には思い通りの生き方が出来ていたのか、ふり返って見ると良いでしょう。

おわりに

エンディングノートに書いておくとよい項目はたくさんありますが、全部を書く必要はありません。まずは、書けそうなところや気になるところだけをピックアップして書いていき、徐々に増やしていくと挫折せずにエンディングノートを仕上げることができるでしょう。エンディングノートを作成すること、でこれから終活として取り組んでいきたいことが見えてきます。終活JPのエンディングノートは無料でダウンロードすることが可能ですので気軽にチャレンジしてみてください。

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投稿日:2020年4月9日 更新日:

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