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30代独身の場合の終活「早くない、30代終活でやるべきこと」

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30代独身の方の終活では、とりあえずエンディングノートを書いてみることから始めてみましょう。終活を行う世代としては若い層である今の30代は常にデジタルと向き合ってきた世代である為、データをダウンロードして資料を読むことに慣れていると思います。また、30代独身ということで、30代夫婦の終活と比べ、まずは身軽であり、一歩下がった状態で将来結婚をする場合も想定して終活を組み立てられると思います。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
エンディングノートを書きながらご自身の情報を整理しつつ、今日の人生の見直しや今後の展望を想定することも可能です。

上記を踏まえた上で、30代独身の終活は、60代以上の方よりもデジタルデータを持っている方々が多いと思います。パソコンだけでなくスマホアプリをはじめとしたあらゆるところに存在しているデジタルデータを一体どのようにすればアクセスできるのかということについて等、エンディングノートに記しておくことが必要となります。

30代独身の終活は第一にデジタルデータ管理

30代終活デジタルデータ

30代独身ということで、全てのデジタルデータを誰かに伝えるという機会も少ないと思います。万が一のことを考えた際、誰も貴方のデジタルデータにアクセスできなくなる可能性があります。このように万が一があった場合に、親や周りの方がアクセスできるようにしておくことは非常に重要です。30代独身の終活の1歩目はデジタルデータ管理をおすすめします。

SNS関係のデータを整理

30代の多くの方々が利用しているSNSについてです。使用しているSNSにログインするためのID、パスワード等は、万が一のときにためにもエンディングノートに書いておくことをおすすめします。そして、ご自身に万が一のことがあったときにはSNSを通じて知らせてもらいたいかどうかについては、ご家族に伝えておくとよろしいでしょう。SNSの利用状況などによっては、SNSを通じて親しかった方々に対して連絡も届かない可能性も出てきてしまうからです。

また、生前残しておいたデータが、万が一永遠と残ってしまった場合、何が起こってしまうかわかりません。人間誰しも人には知られないプライベートな空間があると思います。それがSNSの場合、そのプラットフォームでお世話になった方にどうしてほしいか。また、アカウントの削除をするか否か、それを記しておくことでエンディングノートを見た親しい方が対応してくれます。

クレジットカードやサイトの暗証番号

日常生活を送っていると、クレジットカードやキャッシュカードのそれぞれにおいてパスワードがあり、合計すればかなりの頻度で使用しているものです。また、このようなカードだけでなく、インターネット上にある通販のショッピングサイトといったものにおいても、とにかくあらゆるものを利用するときにパスワードが必要です。ネットを通じて申し込んで定期的に購入しているものがある場合には、亡くなってから解約する際にパスワードが必要になる可能性もありますので、自分が持っているIDやパスワードをざっと出してみてください。

特にクレジットカードやキャッシュカードに関しては、生前に誰かに伝えるのは非常に難しいと思います。夫婦でも知らないケースがほとんどで、親御さんに伝えることもないと思います。どこかに書き記しておかないと後に残された方々に迷惑が掛かります。そういったことを防ぐためにもきっちりと記載しておきましょう。

ネットバンキング

30代の方々であれば、ネットバンキングを利用している方々もおられると思います。インターネットバンキングを普段から日常的に利用しているという場合であれば、預貯金口座の番号は言うまでもありませんが、ネットバンキングのIDとかパスワードとかも忘れないようにエンディングノートに記入しておいてください。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
前述のクレジットカードもキャッシュカードの暗証番号も同様です。後に残された方、主にエンディングノートを見た方が必ずわかるようにしておきましょう。

30代独身の終活の必要性

30代終活のメリット

「30代で終活?早すぎる!」と思う方も多いと思いますが、若く独身だからこそ必要という考え方ができます。例えばですが、明日「万が一の事態」が起こってしまったとき、誰が貴方の整理をしてくれるんでしょうか。これが明確になっていないケースが多々あります。30代夫婦の終活の場合は、「誰が」の部分に「夫」「嫁」が入りますが、独身の場合、伝える、対応してくれる1番近い方が、親御さんになります。(※離縁などで子供がいるケースを除く)親御さんに30代のうちから全てのID、パスワードを伝えてる方は少ないと思います。

この場合、後に残された者の対応は非常に大変です。普段からどういった生活をしているか?を把握している親御さんもかなり少ないです。SNSは?銀行は?クレジットカードは?など、全てを追うことは不可能になり、最終的に多大な負担を強いることになります。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
30代という若い世代であり、独身だからこそ、終活が早いに越したことはありません。いずれ夫婦になったとしても、その場合は夫婦で追記していけばいいことです。「終活してみようかな?」とふと思ったとき、終活を始めるタイミングかと思います。是非、エンディングノートを書くことから始めてみましょう。

30代独身の終活のポイント

30代という1番働き盛りで交友関係が広まる世代で、人間関係をいったん整理してみることをおすすめします。30代の方々であれば、あらゆる交友関係をお持ちの方々も少なくありません。とはいえ、周囲の方がこの交友関係をあまり知らないケースもあります。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
30代独身だからこそ、もしものことがあったときにどなたに伝えてもらいたいのか、どうしてもらいたいのかについて、エンディングノートを読む方に知らせるようにしましょう。

年代別の独身の終活のポイント

年代別の夫婦の終活のポイント

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投稿日:2020年2月27日 更新日:

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