鎌倉市方面で季節ごとに美しい花々に囲まれて供養をしたい方におすすめなのが「鎌倉 長谷寺」です。鎌倉を代表する観光地であり、初夏のあじさいや秋の紅葉は素晴らしいです。国内最大級の観音様を祀る寺院であり、様々なスポットを楽しむことができます。
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鎌倉 長谷寺とは
山号を海光山、院号を慈照院と称し、通称長谷観音と呼ばれている寺院です。寺伝によると創建は奈良時代と言われており、736年天平8年に大和の長谷寺の開基の徳道を藤原房前が招請して、十一面観音像を本尊とし開山したといわれています。開山の徳道の願いのために1本のクスノキにて彫られた木造の11面観音像であり、高さ9.18mの大きさは日本最大級です。梵鐘は1264年文永元年に当時の住職である真光の勧進によって鋳物師物部季重が造ったという旨の銘文が存在しており、この時代に長谷寺が存在していたといわれています。当時は、新長谷寺と呼ばれていました。
観音堂などの主要な堂宇は山腹に建てられており、海を見晴らすことができる絶景となっています。由比ヶ浜や逗子まで眺望でき、昼も夜も様々な素晴らしい景色を堪能することができます。境内には高浜虚子の句碑や久米正雄の胸像などがあります。1901年明治34年に高山樗牛がここに住んでいたことがある関係により、記念碑もあります。
鎌倉 長谷寺のアクセスは、電車でお越しの場合は、JR横須賀線鎌倉駅下車後、バスで長谷観音バス停を下車して徒歩5分程度で到着します。江ノ電の場合は長谷駅下車後徒歩5分程度で到着します。小田急線の場合は藤沢駅下車をし江ノ電に乗り換えて長谷駅下車後徒歩5分程度で到着します。お車でお越しの場合は、横浜横須賀道から朝比奈IC下車、県道204号線を走り30分ほどで到着します。駐車場が完備されており、普通車30台、中型車以上の中型バス4台駐車が可能ですが、駐車料金がかかります。
鎌倉市方面で見晴らしが良く花に囲まれた寺院をご利用したい方に、オススメの寺院です。鎌倉のゆったりした雰囲気を味わうことができ、海まで見える景色は絶景です。あじさいの時期になると多くの方が訪れるので、30台の駐車場もすぐに満杯になってしまうほどの人気スポットの寺院です。
パワースポットとしても知られる鎌倉 長谷寺
梅雨時の見事なあじさいなどで有名な長谷寺では、極楽浄土をイメージした様々な花が楽しめます。
また、ミシュランで二つ星を獲得した観光地ということもあり、景観の美しさでも知られています。
それに加えて、国内最大級の観音像があることから、観音様のパワーを授かれるパワースポットとしての人気も高く縁結び、金運、仕事運アップなどのご利益を求めて訪れる人も少なくありません。
ご本尊と長谷観音像、良縁地蔵や弁財天像といった見どころも多いので、パワースポット巡りをしながら心洗われるひと時を過ごすことができます。
観音山の裾野は下境内、中腹は上境内と呼ばれており、観音堂などのお堂は上境内に建てられています。
入口に近いところから「観音堂」、「阿弥陀堂」、「大黒堂」、「弁天堂」、「弁天窟」の5つは、特に強いパワーを持つ場所と言われているので、長谷寺を訪れた時にはぜひそのパワーに触れてみてください。
水子供養も行える地蔵尊像
長谷寺には水子供養、先祖供養のための地蔵尊像があります。
地蔵尊像を申し込めばお経を読み上げて供養してもらうことができ、その後も先祖や水子の命日に読経による供養を続けてもらうことも可能です。
読経に立ち会う必要はありませんが、希望すれば個別の立ち合いによる供養もできるので水子供養や先祖供養を考えている人は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
開運承服・身代わりのお守りも人気
長谷寺では様々なお守りも頒布されていますが、ごく一般的なお守り以外に可愛らしい形のお守りもあります。
スイカの形をしたお守りには「スイスイ開運、快調」の願いが込められており、リストバンド型のお守りには観音様のパワーでスポーツの安全と勝利を招くという願いが込められています。
持つ人の身代わりに厄災を受け止めてわれる「みがわり鈴」や長谷寺の瓦で焼いた「地蔵根付け」などは、自分で持つだけでなく大切な方への贈り物としてもおすすめです。
鎌倉 長谷寺の拝観する際のみどころ
鎌倉 長谷寺は、境内を彩る花々や紅葉のライトアップなど、観光名所ならではの素晴らしい魅力が満載です。
境内を彩る花々の素晴らしさ
裾野から中腹に広がる境内には、四季を通して絶えない様々な花々が参拝客を迎えてくれます。春夏秋冬常に花が絶えることなない姿を「鎌倉の西方極楽浄土」呼ばれています。中でもすごいのがアジサイであり、40種類2500株ものアジサイが織りなす風情は人気観光スポットの代表ポイントとなっています。鎌倉でも有数の景勝地といわれており、多くの方がアジサイを見に訪れます。
秋の紅葉のライトアップ
秋の紅葉の時期には、夜に幻想的なライトアップで紅葉を楽しむことができます。もみじの他に、銀杏やケヤキ、カエデなども紅葉し、山全体を覆って綺麗な紅葉を演出してくれます。カエデのライトアップは特に幻想的であり、圧巻のライトアップとなります。
大きな大木が素晴らしい門かぶりの松
山門には、大きな提灯ととても太い松の丸太の松木が印象的な門かぶりの松が訪問者を迎えてくれます。山門に斜めにかかるように生えている門下ぶりの松は、樹齢何百年ものとても太い松です。重厚感ある雰囲気に入口から圧倒されます。
鎌倉 長谷寺のご供養内容と費用
鎌倉 長谷寺のご供養内容と費用 | |
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先祖供養・水子供養 | 供養料 30,000円以上 |
永代供養(先祖・水子)地蔵尊像 | 80,000円、20,000円、10,000円 |
極楽塔(先祖) | 3,000円 |
長谷観音御祈祷札 | 一願 10,000円、5,000円、3,000円 |
拝観料 | 大人 400円 小学生 200円 鎌倉市福寿手帳をご持参の方 200円 |
料金の詳細は細かく公式ホームページに記載があり、記載ない費用はお問い合わせとなります。
鎌倉 長谷寺の年中主要祭典 | |
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1月1日 | 万灯祈願会 |
1月18日 | 初観音 |
2月3日 | 節分会(追儺会) |
3月18日 | 春季彼岸会 |
4月8日 | 灌仏会(花まつり) |
5月11日 | 弁財天縁日 |
5月第3日曜日 | かまくら長谷の市 |
6月1日 | 阿弥陀会 |
6月18日 | 稲荷祭 |
7月18日 | 観音大施餓鬼会 |
8月10日 | 四萬六阡日大功徳日 |
9月18日 | 秋季彼岸会 |
9月26日 | 大黒天縁日 |
10月第3日曜日 | かまくら長谷の市(秋季) |
11月18日 | 写経清浄会 |
12月18日 | 観音御足参り |
12月下旬 | 奉納餅つき会 |
12月31日 | 除夜会 |
鎌倉 長谷寺の概要・アクセス
鎌倉 長谷寺の概要・アクセスの概要 | |
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名称 | 鎌倉 長谷寺 |
所在地 | 所在地:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 |
アクセス | 電車でお越しの場合は、JR横須賀線鎌倉駅下車後、バスで長谷観音バス停を下車して徒歩5分程度で到着。江ノ電の場合は長谷駅下車後徒歩5分程度で到着。小田急線の場合は藤沢駅下車をし江ノ電に乗り換えて長谷駅下車後徒歩5分程度で到着。車でお越しの場合は、横浜横須賀道から朝比奈IC下車、県道204号線を走り30分ほどで到着。駐車場が完備されており、普通車30台、中型車以上の中型バス4台駐車が可能、駐車料金がかかります。 |
電話番号 | 0467-22-6300(FAX 0467-22-6303) |
公式ウェブサイト | https://www.hasedera.jp/ |
営業時間 | 夏期間(3月~9月)8:00~17:00(閉山17:30) 冬期間(10月~2月)8:00~16:30(閉山17:00) |
供養・葬儀 | 永代供養、水子供養、その他供養 |
霊園・墓地 | なし |
宗派 | 浄土宗 |
参考 | 紅葉 、厄除け、祈祷、初詣、その他観光スポット、お祭り、その他行事 |