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芳名帳(ほうめいちょう)とは?葬儀や結婚式で正しく記入するには?目的は?

投稿日:2020年3月2日 更新日:

芳名帳

芳名帳(ほうめいちょう)とは、様々な儀式が行われたときに参列した人の「名前」「住所」などを書き記しておく台帳のことを指します。日本では葬儀、結婚式などの儀式において芳名帳を利用しています。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
今回は、芳名帳を使う理由や書き方などを詳しくご説明します。

芳名帳の目的や正しい書き方

芳名帳は、なぜ儀式のときに利用されるのか。どうして参列した人が名前や住所などを芳名帳に記入しなければならないのか。そんな疑問を抱く方もいらっしゃると思います。そこで、芳名帳の目的と正しい書き方をこちらでご説明します。

芳名帳を使う目的とは?

芳名帳は葬儀や結婚式、パーティーなどの儀式において利用されている台帳です。基本的に「受付」が設けられているので、そういった場所で芳名帳に参列者が「住所・名前」などを記入します。

芳名帳を受付に置く理由は、参列してくれた人の名前や住所を管理して、お礼やお返しなどを贈るときなどに役立てます。

芳名帳は様々なシーンで使われるのですが、葬儀、結婚式、パーティー、二次会、セミナーなどに置かれるもので、中には「ゲストブック」と呼ぶこともあります。

そこでまずは、通夜や葬儀で使われる芳名帳の正しい書き方についてご説明します。

通夜や葬儀というのは急に決まることなので、参列する人たちも急に呼ばれていくことになります。こういった弔事では、喪主や遺族なども誰が参列してくれたのか全てを把握することがとても難しくなります。

そこで、通夜や葬儀では受付で芳名帳を書いてもらうことになります。こうやって名前や住所などを記入しておけば、喪主や遺族は誰が訪れてくれたのかを把握することができます。

通夜や葬儀における芳名帳の正しい書き方

お通夜や葬儀では、たくさんの人が式場に出入りをすることになります。故人の友人や知人、会社の関係者など遺族があまり知らない人も参列することがあります。

喪主や遺族は、お通夜や葬儀の準備や執り行いによりとても忙しい時間を過ごしていますので、1人ずつ参列者を把握することができません。しかし、通夜や葬儀に参列してくれた人に対して「返礼品」や「お礼状」などを贈る必要があるので、芳名帳には正しく丁寧に名前や住所が書いてあると、遺族としてはとても助かります。

つまり、芳名帳に記入する参列者は、名前や住所など記載する欄と記入すべき内容をしっかりと把握して、指示の通りに記入するように意識しましょう。

また、個人的な名前を書いても伝わらないような「会社代表」などの場合には、会社名や所属する組織の名前などを芳名帳に一緒に記載しておくと遺族にとって、助かりますので意識しましょう。

その他に、通夜や葬儀に参列するものの、連名や合同で香典を持っていく場合には、1つの香典袋に全員分の香典が入っている状態なので、芳名帳にも香典を出して参列している人の名前と住所はしっかりと記入します。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
こうやって、芳名帳に参列した証を残しておくことにより、後日遺族が参列者に対してお礼をすることが可能になります。

結婚式で使われる芳名帳は意味がある?

結婚式というのは、予め「呼ぶ人」を新郎新婦が決めており「招待状」などを相手に送り、相手から「出席・欠席」の確認を取ることができます。そして、出席してくれる人数に応じて式場の規模や席数、料理の数などを決定します。

ですから、最初から誰が参加してくれるのか把握した状態だということです。そうなると、芳名帳にわざわざ名前や住所を書いてもらうのは意味がないのではないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。

確かに新郎新婦側で出席の返事を貰った人を人数に入れているので、把握はできています。ですから、少人数の結婚式であれば芳名帳を使う必要性はあまりないかもしれません。ただ、大人数の結婚式になると、後にチェックミスが出てくる可能性があります。そんなときに芳名帳があれば、ミスを防ぐことができるので役立ちます。

また、芳名帳には出席してくれた人の手書きで名前などが記されるので、芳名帳自体が結婚式の思い出になると考える人もいます。逆に面倒だから芳名帳は要らないと考える人もいます。

ですから、結婚式で芳名帳を使うかどうかは新郎新婦で話し合いをして、必要かどうか決めましょう。

【芳名帳を作成するメリット】

・招待客の到着を確認できる
ゲストの人数が多い時に芳名帳を作成していないと、誰が到着済みで、誰が遅れているのかといった確認が困難になります。
結婚式場に到着した招待客は最初に受付に案内されるので、そこで芳名帳に記入してもらえば到着確認にもなるので、もし遅れている招待客がいる時には新郎新婦から連絡を取ることが可能です。
挙式時間間際に招待客が到着しているかどうかの確認に時間を取られることがないというのも、芳名帳を作成するメリットと言えます。

・招待状のないゲストの確認
招待状のないゲストが披露宴に急に来ることはありませんが、人前式やキリスト教のチャペル式などの挙式の場合は招待状のないゲストが祝儀を持って参列してくれることがあります。
祝儀袋があれば名前の確認はできますが、複数の参列者で祝儀をまとめた場合に全員の名前を把握できないこともあります。
この場合でも、芳名帳があれば祝儀を受け取った人全員にお礼を伝えることが可能です。

・住所を変更したゲストがいても安心
ゲストに招待状を送った後に引っ越しなどをしていて住所変更があっても、芳名帳に記入してもらっておけば新しい住所がわかるので、披露宴後に送りたいものがある時にあて先不明になることがありません。
結婚後、年賀状や暑中見舞いなどの挨拶を送る時にも、芳名帳があれば最新の住所録として使えるので結婚式に参列してくれた人への礼儀を欠く心配もないでしょう。

結婚式の芳名帳は手作りしても良い

通夜や葬儀で使う芳名帳は、それ相応の厳かな雰囲気がなければいけないのですが、結婚式やパーティーなどの芳名帳は「ゲストブック」と呼ぶくらいなので、手作りをしても問題ありません。

手作りであれば、出席者の人への感謝の気持ちを込めることもできますし、アットホームな雰囲気を出すことができます。また、手作りの場合は安く済むケースもあるので自分で作成する人もいらっしゃいます。

手作り芳名帳のアイデア】

・招待状にカードタイプの芳名帳を同封
芳名帳を当日に書いてもらうのではなく、事前に送付しておいて書いたものを持参してもらうと受付が混みあうこともなくスムーズに入場してもらえます。
・当日撮影したポラロイドを貼る
文字を書いてもらうだけでなく、当日に撮影した写真を貼って作る芳名帳も人気です。
結婚式では新郎新婦ともにバタバタとしていて、一人ずつとじっくり挨拶する時間もないことが多いので、写真を貼った芳名帳を作れば思い出としてもピッタリです。

・ウェディングツリーを芳名帳がわりに
ゲストに指紋のスタンプを押してもらいツリーを完成させる「ウェディングツリー」は人前式を挙げたカップルに人気ですが、最近はこれを芳名帳代わりに使うこともあります。
もちろん、スタンプだけでは住所や名前が確認できないので、他のリストと併用することになりますが、ツリー以外の図柄でオリジナリティを出すといった取り入れ方も可能です。

芳名帳の使い方や目的を知っておきましょう

芳名帳は特別な儀式のときにしか使わないものではありますが、そういった機会がやってきたときに正しく記入ができるようにしておきましょう。芳名帳の目的などを知れば、丁寧に正しく記入しようという気持ちが芽生えるはずです。

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終活アドバイザー「鈴木」
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