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式辞(しきじ)とは?書き方や読み方のマナーを解説

投稿日:2020年2月20日 更新日:

Shikiji

式辞(しきじ)とは、ある儀式や式場などで挨拶の言葉を述べることを指します。式辞には様々な挨拶の内容があり、述べる人も儀式などによって異なります。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
では、式辞の内容や意味、書き方などをご説明します。

式辞のマナーと書き方について

式辞は儀式や式場などで、挨拶の言葉を述べることを指します。

例えば、主宰者などが儀式や式を開催するための挨拶のことも式辞といいます。

また葬儀の場合は、主宰者が挨拶の言葉を述べることを式辞といい、喪主の挨拶と会葬者の弔辞などは式辞とは呼びません。

式辞のマナー

それでは式辞をお願いされたときの書き方について、ご説明します。

式辞は「開会直後」に発する言葉、つまり第一声の挨拶ということになります。もし、式で開会の言葉がいつまでも長く続いたら、聞いている方はウンザリした気持ちになってしまうものです。

例え、式辞の内容が素晴らしい言葉を伝えたものや、勉強になるような内容だったとしても、それを開会の時点で長々と話されると耳に入ってこないものです。

式辞は「スピーチ」とは異なり、式の開会に対する挨拶の言葉になりますので、簡潔に終わらせるのがマナーです。長くなったとしても3分くらいで挨拶を終えるように意識するのが理想的です。

ちなみに「スピーチ」や「祝辞」などは、あまりにも短いと式の間が持たないという事態に陥るケースもあります。

ですから、スピーチなどの場合は主宰者や司会の人などと時間や内容について相談をして、式の進行をしっかりと見極めて時間を調整できるようにすると、柔軟な対応ができるので理想的です。

式辞の書き方

式辞を書くときには、「どのくらいの時間で挨拶を述べるのか」という予測をして、書きだす文章の量を決める必要があります。

基本的に400文字詰めの原稿用紙1枚で、1分程度の読み上げ時間がかかりますので、3分の挨拶であれば、原稿用紙3枚に抑えるといいでしょう。

式辞を書いておく紙は、「式辞用紙」という式典で使われる正式な専門紙を使います。式辞用紙は、屏風畳という折り畳み形式になっているものを基本的に使うことになります。

式辞用紙は裏と表があり、「つるつるした面」が表になります。表に筆や筆ペンを使って、式辞の内容を書いていきます。慶事であれば「濃い黒」を使い、弔辞であれば「薄墨」を使って書くのが一般的です。

式辞の書体には「行書体・楷書体・草書体」などを使って、式当日にしっかりと読み上げるような文字で書き上げておくようにします。

式辞が終わったら式辞用紙はどうするのか?

式辞で挨拶をし終わったら、式辞用紙をきちんとしまう必要があります。

式辞用紙は「屏風畳」という折り畳み形式と、「巻紙」という折り目を付けないで巻いておく形式があります。ですから、式辞が終わったら畳み直すか巻き直して、綺麗にしまいます。

また、正式な式典などで式辞を読んだ場合には、主宰者の方で式辞を保管してくれます。ですから、式辞はそのまま壇上などに置いておけば主催輪側が後片付けをしてくれます。

式辞用紙は読む内容を書き記すものではありますが、他人が目にすることもありますので、きちんとした用紙に丁寧に文章を書くのが基本です。

ごく普通の挨拶、スピーチであれば自分だけ読めるような文字でも問題ありませんし、用紙に気を遣う必要もありませんが、正式な儀式であれば式辞は主宰者が保管、管理を行うものなので一定期間は残る、自分が知らない所で第三者に読まれる可能性もあるので十分に気をつけましょう。

式辞はパソコンでも作成可能

式辞の内容はともかく、筆で式辞を書くのが大変、文字が汚いので自信がないという人もいるかもしれません。

そんな時は、パソコンに入力した文章をプリントアウトして使うことも可能です。

式辞用紙を販売している会社のHPや様々な文書のひな型をダウンロードできるサイトでは、式辞に適した書式ファイルも多数あります。

用紙を準備したら、式辞の書式に合わせて文章を入力するだけなので文字に自信がない人でもすぐに作成できます。

ただし、式辞用紙には最初から折り目が付いているので、印刷の時には折り目をしっかり伸ばすなどのコツが必要です。

また、折り目の位置に合わせて改行し、文章の体裁を整えていかないと式辞用紙の折り目に文章が重なってしまうこともあります。

印刷に失敗した時のことも考えて、式辞用紙は多めに準備しておいた方が良いでしょう。

式辞用紙を入れる封筒にも印刷は可能なので、筆で文字を書くのが苦手な人は式辞と合わせて封筒もパソコンで作成することができます。

葬儀における式辞の内容

葬儀では、親しい人が故人に向けて弔辞を読むという時間がありますが、社葬では故人の社会的な業績などを紹介する式辞を読む時間があります。

そんな式辞の内容について、詳しくご説明します。

・故人と自分の関係
・故人の人生
・故人が遺した業績
・故人の人柄
・参列者への感謝の言葉

これらの内容を3分程度にまとめて、式辞として読み上げます。

式辞では、個人的な感情を出して色々と語るのではなく、簡潔に故人についての話をするのが重要です。

式辞で使ってはいけない言葉

式辞では、使ってはいけない言葉があります。それは「忌み言葉(いみことば)」と呼ばれる言葉です。

では、具体的に忌み言葉にはどのような言葉が含まれているのかを、ご紹介しますので、式辞を書くときに参考にしてみてください。

・死、不幸などを連想させる言葉
キル、終わる、破る、別れる、飽きる、捨てる、去る、忘れる、流す、壊れる、消える、滅びる、死ぬ、痛みなど。

・重ね言葉
同じ言葉を繰り返すことを「重ね言葉」といいます。式辞には適していない言葉なので、使わないように注意しましょう。

くれぐれ、たびたび、重ね重ね、色々、しばしば、わざわざ、いよいよ、再々、たまたま、など。

上記で紹介した言葉は、式辞の文章を書くときに記さないように注意をしながら、何度も読み返して確認をしましょう。

式辞について知っておくと何かと便利です

式辞はいつどこで読むことになるか分かりません。もし、お願いをされたときにスムーズに対応ができるように、式辞のマナーや書き方などを覚えておくと、今後役に立ちます。また知り合いや家族などが式辞を読むことになったとき、基本知識を教えてあげることもできますので、ぜひ覚えておいてください。

式辞を依頼されるのは大変光栄なことでもあるので、お願いされたときに「書き方や礼儀がわからないから」と断ってしまうと相手に残念な思いをさせてしまうかもしれません。

そうそう頻繁に式辞を読む機会はありませんが、ある程度の年齢になれば常識的なマナーとして求められることもあります。

大勢の人がいても自信を持って式辞を読めるよう、式辞を依頼してくれた人に恥をかかせることがないよう、基本的な知識、タブーについてはしっかり理解しておきましょう。

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終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
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