名古屋市中区で歴史スポットとして有名な寺院を利用されたい方は「亀岳林 万松寺」へ。信長や家康など、戦国武将と大変縁深い寺院であり、歴史的観光スポットとして多くの皆さんが参拝に来られます。平成29年にイベントホールや最新の納骨堂を備えている新諸堂「白龍館」が完成し、大変ご利用しやすい寺院です。
このページの目次はこちら
亀岳林 万松寺とは
山号は亀嶽林であり、本尊は十一面観世音菩薩の寺院です。1540年天文九年に尾張一円を領していた古渡城主の織田信長の父親織田備後守信秀公が、織田家の菩提寺として開基しました。当時の寺院の場所は名古屋市中区錦と丸の内2、3丁目にまたがったところであり、大殿を中心に七堂伽藍が備わっていた一大寺院で敷地は約5万5千坪にも及んだ大変広い寺院でした。徳川家康が万松寺で3年間信秀公の保護のもとで暮らしたことが、万松寺と家康の因縁といわれています。また1552年、天文二一年に信秀公が病死し、葬儀は万松寺で執り行われて喪主は信長だったことも万松寺との由縁といわれています。その後、1610年慶長十五年に名古屋城築城にあたり徳川家康の命によって、現在の大須の場所に移転してきました。
戦後の復興期に稲荷堂や不動堂を新築しましたが本堂の再建は遅れてしまい、1994年平成4年から工事に着手し 平成6年に完成しました。2009年には納骨堂「水晶殿」が完成、2017年には最新式の納骨堂も完成し、現代的でご利用しやすい納骨堂となりました。
亀岳林 万松寺のアクセスは、電車でお越しの場合は地下鉄鶴舞線・名城線にて上前津駅下車、8番、12番出口より徒歩3分ほどで到着します。バスでお越しの場合は、上前津バス停より徒歩2分ほどで到着します。お車でお越しの場合は、大津通りのレッドロックまねき猫店(万松寺信号機)を東方面に曲がり生鮮食品サノヤ万松寺店を過ぎた交差点を右に曲がると到着します。大津通り沿いに800台駐車可能の契約駐車場がありますので、お車でも便利にご利用いただけます。
LEDのイルミネーションで飾られた納骨堂「水晶殿」
万松寺は470年あまりの長い歴史を持つ寺院ですが、積極的にWebサイトを活用したり、新しいタイプの納骨堂を開いたりと親しみやすい雰囲気も持っています。
2009年に開かれた納骨堂「水晶殿」は、これまでの暗い、怖い、寂しいという納骨堂のイメージとは真逆、華やかで幻想的なLEDイルミネーションで飾られていますが、これは最終決定権を持つ女性を意識して議論を重ねて採用されたものです。
納骨堂内の「水晶基」のうち、予約中や使用中のものには、お釈迦様の飾りが入っており、水晶基内には桐で作られた納骨箱が収められています。
仏教の教えである「人は土に帰る」ということから土が敷き詰められていますが、この土は日本各地から集められたもので、故人のタイプに合わせて9種類から最適な土を準備するというサービスも行っています。
お墓参りの際はICチップ内蔵のカードで入室するためセキュリティ対策も万全、入室後は墓参り先の水晶基がイルミネーションで示されるといった便利なサービスもあるので、たくさんの水晶基がある納骨堂内で迷うこともありません。
水晶殿と同じフロアにあるコミュニケーションスペースでは「メモリアルアーカイブス」も実施しており、故人の好きな音楽を聴きながら思い出の写真や動画などをモニターで鑑賞することもできます。
また、生前に予約しておけば残された家族に伝えたいメッセージ、迎えるはずだった記念日に合わせたメッセージを伝えることができる「リーブイベントカレンダー」というサービスも行っています。
多様化するニーズに応える都市型納骨堂「白龍館 彩蓮」
地下2階、地上5階の耐震ビル型諸堂「白龍館」は、門前に白龍のモニュメントが鎮座、2階には葬儀や法事だけでなくコンサートなどを開催できる200席のホールも新設された斬新な諸堂です。
地下1階の納骨堂「彩蓮」はカメラに顔を向けるだけでOKの顔認証システムを導入しているので、入室のためのICカードを持ち歩く必要がありません。
お骨を位牌に納める位牌型納骨堂などもあるので、自由に納骨方法を選ぶことができます。
亀岳林 万松寺を拝観する際の見どころ
亀岳林 万松寺は、迫力の白竜のモニュメントや天井から下がる数々の提灯などの様々な魅力があります。
迫力の白竜のモニュメント
万松寺につくと目に入るのが、白龍のモニュメントです。2階以上に上る勢いと高さであり、おどろおどろしくいかめしい顔でにらみつけている雰囲気は、後ずさりしてしまうほどの迫力です。時間によって「水と光の演出」が上演されており、午前11時、午後1時、午後3時、午後5時、午後7時の5回の上演を行っています。ショータイムに間に合うように行かれる方もおり、大変人気のモニュメントです。
天井から下がる数々の提灯
赤いピカピカの鳥居をくぐると、その上には赤青黄に光り輝く多くのまばゆい光の電光提灯が揺らめいています。天井中明るい提灯で埋め尽くされており、圧巻の光景です。お寺の明るさとは思えない、ものすごい灯りが参拝客の皆さんを迎えてくれます。
大須万松寺信長からくり人形上演
毎日定時刻に、カラクリ人形「信長」の上演があります。本堂3階部分の織田瓜のついた扉が開いて、上映を行います。上映時間午前10時、午前12時、午後14時、午後16時、午後18時であり、雨天や強風の時は中止となります。第一場と第二場があり、どちらも印象的なからくり人形劇です。
亀岳林 万松寺のご供養内容と費用
亀岳林 万松寺のご供養内容と費用 | |
---|---|
各種御祈祷 (災難消除、家内安全、無病息災、病気平癒、厄難消除など) |
御祈祷料 5,000円 |
先祖供養 | 5,000円 |
水子供養 | 5,000円 |
人形供養 | 1体につき500円 (人形など数量の多い場合は別途ご相談) 個別供養 5,000円 (人形に特に思い入れがあり、個別に供養されたい場合) |
仏教講座 | 参加費 5,000円 |
費用はホームページに記載しておりますが、記載ない費用についてはお問い合わせとなります。
亀岳林 万松寺の年中主要祭典
亀岳林 万松寺の年中主要祭典 | |
---|---|
1月 | 初詣大般若会、正月合同法要 初稲荷大祭、昇龍焚き上げ |
2月 | 節分会、涅槃会 |
3月 | 信秀忌、初午会、災害物故者追悼法要 春彼岸合同法要 |
4月 | 花まつり(降誕会) |
5月 | 春期不動明王大祭 |
7月 | お盆合同法要 |
8月 | 旧暦七夕、お盆合同法要、迎え火 送り火、施食会 |
9月 | 秋彼岸法要、秋期不動大祭 |
12月 | スジャータまつり、除夜法会 |
亀岳林 万松寺の概要・アクセス
亀岳林 万松寺の概要 | |
---|---|
名称 | 亀岳林 万松寺 |
所在地 | 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3丁目29−12 |
アクセス | 電車でお越しの場合は、地下鉄鶴舞線・名城線にて上前津駅下車、8番、12番出口より徒歩3分ほどで到着。バスでお越しの場合は、上前津バス停より徒歩2分ほどで到着。お車でお越しの場合は、大津通りのレッドロックまねき猫店(万松寺信号機)を東方面に曲がり生鮮食品サノヤ万松寺店を過ぎた交差点を右に曲がると到着。大津通り沿いに800台駐車可能の契約駐車場あり。 |
電話番号 | 052-262-0735 |
公式ウェブサイト | http://taisyunji.jp/ |
営業時間 | 9:00~20:00 |
供養・葬儀 | 永代供養、ペット供養、水子供養、人形供養、その他供養 |
霊園・墓地 | 墓地、霊園、納骨堂 |
宗派 | 日蓮宗 |
参考 | パワースポット、偉人のお墓、精進料理、お宮参り、結婚式、厄除け、祈祷、初詣、人生相談、座禅、体験修行、その他観光スポット、お祭り、その他行事 |