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お供物料(おくもつりょう)とは?いただく側と渡す側のマナーやお返しの品の選び方

投稿日:2019年10月4日 更新日:

Okumotsuryou
終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
お供物料(おくもつりょう)とは、お供え物の代わりにお金を包み渡すものです。葬儀を行う側、葬儀に参加する側によってお供物料への対応が異なります。こちらでは、お供物料の相場や渡し方、またお供物料のお返しについて詳しくご説明します。

お供物料と香典が同じ意味合いになる場合も

葬儀や法事の際のお供え物は遺族を慰める、故人を弔うという意味合いを持っています。

以前は、お供えとして品物を持参するのが一般的でしたが、最近では品物ではなくお金を包む、お供物料として渡すことも増えてきたようです。

品物に変わって弔慰金として渡すのがお供物料ということなので、葬儀の際にお供物料を渡す時にはお供えの品物は持参しません。

また、場合によっては葬儀で渡す弔意のお金を香典、法事の場合はお供物料と使い分けることもあります。

葬儀の際にお供物料と香典を分けて渡すケース、香典としてお供物料を渡すケースなど「お供物料」と「香典」については同じように使われることも、全く別の意味で使われることもあるということになるので、葬儀や法事に参列する際には気をつけましょう。

お供物料の相場金額と渡し方のマナー

お供物料は、お供え物の代わりにお金を包み喪主や遺族に渡すものです。

香典とはまた別に包んで渡すケースと、香典の代わりとして包むケースがあります。

それでは、お供物料の相場金額や渡し方のマナーについて、詳しくご説明します。

お供物料の相場金額

お供物料は基本的に3千円~5千円が相場です。

また、四十九日、一周忌という節目となる大きな法要であれば、相場は5千円~1万円になります。

故人とかなり親しかったということで、高額のお供物料を包みたいという気持ちをもつ人もいますが、かえって遺族がお返しをするときに困ってしまうので、相場金額を参考にして包むようにしましょう。

お供物料の正しい渡し方とマナー

お供物料として、お札をそのまま手渡すのはマナー違反になるので気を付けてください。

正しい渡し方は『不祝儀袋』に包むことです。

包む金額が少額であれば『無地の白い封筒』に包んでも大丈夫です。

不祝儀袋、白い封筒にお金を包んだら、その上からさらに「袱紗(ふくさ)」に包むとマナーが良いという印象を与えられます。

お供物料は、法事などが開始する前に施主に挨拶をしながら、直接手渡しをします。

参列者が勝手に仏壇などにお供物料をお供えするのは、マナー違反なので気をつけてください。

お供物料の正しい表書き

お供物料は、不祝儀袋か白い封筒に包むとお伝えしましたが、そのときに表書きをしなければなりません。

お供物料のみを包む場合(香典の代わり)と、香典とお供物料を別々にして各々包む場合がありますので、2パターンの表書きをご紹介します。

・お供物料のみを包む場合(香典の代わり)

お供物料を香典の代わりに包むのであれば、表書きは『御仏前』と書きましょう。四十九日よりも前に行われる法要の場合は『御霊前』と書いてください。

・香典とお供物料を各々包むときのお供物料の表書き

お供物料と香典を各々で包む場合のお供物料の表書きは、表書きの上半分に『御供物料』と記入をし、下半分には自分の名前を書いてください。連名にする場合には、代表者の名前を中心にして、左側に他の人の名前を書き加えていきます。

・表書きを書く墨は法要によって異なる

お供物料の表書きは、四十九日の法要またはそれ以降に渡す場合には、「黒墨」を使って書きます。

四十九日より前に行われる法要であれば、「薄墨」を使って書きます。

お供物料をいただいたときのお返しのマナー

お供物料をいただいた場合、または香典をいただいた場合には、お返しをする必要があります。

お返しの品は「消えてなくなるもの」が望ましいので、食べるもの、消耗品などがいいでしょう。

・四十九日が過ぎてからのお供物料返し

お返しには「黒白もしくは黄白の水引」をつけて、送ります。四十九日が過ぎてからお返しをすることになった場合は、水引の上に『志』と記し、下に『故人の名字』を記します。

葬儀などでいただいたお供物料のお返しは、いただいた金額の3分の1程度の品物を選ぶのが1つの基準となります。

・葬儀後の法事でのお供物料返し

葬儀が終わると、四十九日、一周忌、三回忌という法事をすることになりますが、そのときにお供物料をいただくことになります。

そういった場合には、法事でのお返しもしっかりと行う必要があります。

法事では、会食をすることになるので、1家族に対して1つの引き出物を渡すようにします。これがお供物料へのお返しの品になります。

法事ではお供物料を手渡しでいただくので、その場で金額を確認することができません。ですから、来てくれた人たち全員に同じ金額のお返しの品を用意しておくのがマナーです。

引き出物には「黒白もしくは黄白の水引」をつけて、水引の上に『志』または「粗供養」と記し、下に『施主の名字やフルネーム』を書き込みます。

お供物料ではなくお供え物を持参する際の注意点

現金で弔意を表すお供物料を渡す人が増えているとはいえ、お供え物として持参する機会も少なくありません。

ただし、お供え物を持参する際には、宗教や宗派による違いにも気をつけましょう。

お線香やろうそく、お花やお菓子は一般的なお供え物ですが、神式の場合は仏教と違ってお線香を使いませんし、キリスト教の場合はお花以外のお供え物を使う習慣がありません。

お供え物としてよく使われるものには、以下のようなものがあります。

・お香、お線香、蝋燭
古くから身を清めるものとして使われているお香やお線香は仏前へのお供え物として最も一般的、法事には欠かせないものと言えます。

・お花
宗教や宗派に関係なくお供え物として使えるのがお花です。
故人が好きだった花、百合や菊、胡蝶蘭などが定番で、色は白が選ばれるようです。

・飲み物、食べ物
故人の好きな食べ物や飲み物もお供え物としてはよく使われますが、お酒についてはあまり良く思わない人もいるようなので避けた方が良いかもしれません。
また、生ものではなく日持ちするものを持参する方が、余計な手間をかけることもなく喜ばれるでしょう。

お供物料のお返しに人気の品物

お供物料のお返しには、消耗品や食品が人気です。

一般的に多く購入されているのは、お菓子、調味料、乾麺、缶詰、のり、お茶、洗剤、入浴剤、タオルなどです。

最近は「カタログギフト」を引き出物にすることもあり、お返しの幅が広がるので人気があります。カタログギフトは2千円台~5万円台程度まで用意されているので、金額によって送るカタログギフトを変えることもできるのが便利です。

法事のお返し、葬儀のお返し、香典返しなどで調べるとカタログギフトやそのほかの消耗品などのお返しの品が出てくるので、調べてみましょう。

お供物料をいただく、渡すときのマナーを覚えておきましょう

お供物料をいただいた場合と、渡す場合それぞれの立場によって異なるマナーがあります。

終活アドバイザー「鈴木」
鈴木
どちらの立場になっても恥ずかしくないように、それぞれのマナーをしっかりと覚えておきましょう。

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終活アドバイザー「鈴木」
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